この作品は直径2.50センチの円形の素晴らしいデザインにダイヤモンドをパヴェセッティングし、中央にステップカットのエメラルドとダイヤモンドを豪華にあしらえたPt950＆K18イヤリングです。

落札価格「約332万円」の値上がり要因として、第一要素として中等級のダイヤモンド7.00ct（VS・G-Hカラー）、次にミディアムビビットグリーンのコロンビア産エメラルド2.60ct、最後に優れたデザイン性が大きく値上がりした要因ではないかと推測できます。

この作品はダイヤモンドのペアシェイプで中心にあるエメラルドを取り囲んだオーソドックスなPt950＆K18リングです。

落札見積価格よりも「約208万円」と高額落札された要因ですが、脇石のダイヤモンドの品質（VS・G-Iカラー）の評価だけでなく、ヒンジ付きのベイルが付いているためリング以外にも「ペンダント」としても使用できる二面性が評価され、大きく値上がりした要因ではないかと推測できます。

この作品はエメラルドの両端をトリリアントカットのダイヤモンドで挟んだオーソドックスなK18WGリングです。

落札見積価格内で落札された要因ですが、中石のエメラルドが大粒の高品質の割には、残念ながら脇石のダイヤモンドが低級（SI-I、G-Hカラー）であったことがあげられます。

それでも「208万円」という落札価格は、作品クオリティの割には高額であり、作品としては正当に評価され、妥当な落札価格であったと考えられます。