今回の質問者は、1月生まれの彼女にガーネットの指輪を贈ろうと考えている男性からの質問だ。
自分の誕生日は特別なものだからこそ、その月の誕生石に何かしらの愛着を胸に抱いている女性は多い。
男性は誕生石といってもピンとこないかもしれないが、女性は誕生石というものにはこだわりがある。
それは男性脳と女性脳の違い、異性としての感性の違いともいえる。
男性から誕生石のジュエリーを贈られるとき、女性は胸躍る喜びを感じるものだ。
自分の誕生日を祝ってくれるだけでなく、年に一回の記念日を特別なものにするのが誕生石といえるからだ。
それでは本題に入りたいと思う。
1月の誕生石ガーネットの和名は「石榴石」と呼ばれ、文字どおりその色味から命名されている。
ガーネットの石言葉は「変わらぬ愛」「忠実」「貞操」が有名だ。
ジュエリー文化が成熟した欧州では、結婚2周年と18周年目の結婚記念日に「変わらぬ愛」という意味合いからガーネットのジュエリーを贈るという素敵な文化が残っている。
ガーネットといえば赤褐色系の宝石というイメージが強いが、実際はカラーバリエーションが豊富な色石だ。
おそらく読者諸君が思い浮かべる一般的なガーネットといえば、赤褐色のパイロープガーネット、ロードライトガーネット、アルマンディンガーネットの3種類だろう。
これらのガーネットは比較的容易に手に入ることから金額も安価であり、当然のようにジュエリーもお求めやすい金額だ。
ちなみにオレンジ系のガーネットはスペサルティンガーネット(別称:マンダリンガーネット)は、オレンジサファイアの代替品として人気がある。
名の由来は言わずと知れようマンダリンオレンジだ。
アレキサンドライトのような変色効果があるカラーチェンジガーネットも人気があるガーネットだ。
最近ではガーネットの亜種であるグリーン系統のガーネットも人気がある。
「ツァボライト」の名で知られるグロシュラーガーネットは、微量なクロムとバナジウムを含むことで知られ、通常のガーネットよりも市場取引金額は高価なことで知られる。
とりわけグリーン系統のガーネットのなかで最も効果といわれるのがクロムと鉄成分を含んだガーネット、ロシアのウラル山脈で採掘されるデマントイドガーネットだ。
デマントイドガーネットに関しては後日詳しく論じることにするが、誕生石として贈るガーネットの色は一切の決まりはなく、どのカラーバリエーションでも問題はない。
愛する彼女が好きな色のガーネットの指輪を贈れば良いかと思う。
ちなみにイケゾエガレ&ロミオのジュエリー作品にはデマントイドガーネットをはじめ、アルマディンガーネット、ロードライトガーネットを豪華に使用しているジュエリーもあるので、興味がある方はメールを頂ければ幸いだ。
以上が今回の質問「1月生まれの彼女に誕生石ガーネットを贈りたいのですが、どの色のガーネットが人気ですか?」の私たちの答えである。
1月生まれの彼女に誕生石ガーネットの指輪を贈りたいのですが、どの色のガーネットが人気ですか?