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ミスティックトパーズとは?

本日の質問

ミスティックトパーズとミスティッククォーツの違いを教えてほしい

今回の質問者は、「ミスティッククォーツとは」を読まれた読者からの質問だ。

「ミスティッククォーツとは」を読まれていない方は、前知識にもなるので是非読んでほしい。

前知識があるという前提で本題に入らせてもらう。

まずミスティッククォーツというのは、クリスタルクォーツにチタンコーティング処理をして付加価値を高めたクォーツであることは諸君が知るところである。

それではミスティックトパーズは如何なるものかといえば、端的にいえば同じである。

ホワイトトパーズに「チタンコーティング処理をして付加価値を高めたトパーズ」ということだ。

ここで基礎知識にはなるが「クォーツとトパーズの価値」の違いを明確にしておきたい。

クォーツは鉱石の「石英」のことであり、ギリシャ語で「氷」を意味する「Krystallos(クリスタロス)」が語源とされ、一般市場に大量に流通している古来からある宝石だ。

ちなみにクリスタルクォーツは水晶で知られる。

カラーバリエーションによってクリスタルクォーツ、ローズクォーツ、スモーキークォーツ、ミルキークォーツ、ルチルクォーツ、モリオン、アメジスト、シトリンの約8種類に分かれる。

採掘も研磨も安易なことから大量に流通していることも含め、知名度の高い宝石であり、それほど価格も高くはない。

そして9種類目のクォーツとして宝石市場に登場したのが、クリスタルクォーツに人為な処理を施した「ミスティッククォーツ」だ。

自然由来のモノではないので9種類目のクォーツに数えるかは異議があるところだが、9種類目のカラーバリエーションとしては宝石業界もその存在価値を認めているところだ。

次にトパーズの説明に入らせてもらう。

トパーズは文字どおり鉱石の「トパーズ」だ。

鉱物成分としてはケイ酸塩を多く含んだ石英に属し、和名は「黄玉」と呼ばれる。

一昔前の日本は「黄色系の石英」として、クォーツの一種と考えられていたほどだ。

トパーズは、ギリシャ語で「探求」を意味する「Topazos(トパゾス)」が語源とされ、クォーツ同様に一般市場に大量に流通している古来からある宝石だ。

トパーズもクォーツ同様にカラーバリエーションが多彩だ。

無色のホワイトトパーズ、ブルー系のブルートパーズ、ピンク系のピンクトパーズ、レッド系のピンクトパーズ、ブラウン系のブラウントパーズ、シェリー系のインペリアルトパーズの6種類だ。

ホワイトトパーズ、ブルートパーズ、ピンクトパーズ、レッドトパーズ、ブラウントパーズはフッ素を含んだFタイプで知られ、比較的安価な宝石だ。

インペリアルトパーズは水酸基を含んだOHタイプで知られ、大変高価な宝石で知られる。

つまりトパーズとはFタイプとOHタイプに区分され、OHタイプのインペリアルトパーズは非常に高価だという事を知ってもらいたい。

そのうえでミスティックトパーズはどこに属するのかといえば、ミスティッククォーツ同様にホワイトトパーズに人為な処理を施すことから、Fタイプのトパーズに属する。ちなみにミステックカラーには、ミスティックピンクやミスティックグリーン、ミスティックイエロー等々、レインボーカラー以外の色彩が存在する。

FやOHのタイプを無視するならば、ミスティックトパーズは「7番目のカラーバリエーションのトパーズ」として、宝石業界にその存在価値を認められている。

結論を言えばクォーツとトパーズの価値の違いだが、トパーズはクォーツの5倍の価値があることで知られている。

例えば5,000円のミスティッククォーツのジュエリーがあれば、ミスティックトパーズのジュエリーは2万5000円すると考えても良い。

これが今回の質問「ミスティックトパーズとミスティッククォーツの違いを教えてほしい」の私たちの答えである。