今回の質問者は、ブルガリのその優れたデザインに惚れ込んだ女性からの質問だ。
世界的なラグジュエリーブランドグループ「モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン(通称:LVMH)」に属するブルガリの指輪(リング)は、数万円で購入できるような代物ではない。
「無駄のないデザイン」とも呼ばれるその完成されたブルガリのデザインは、ジュエリー業界でも評価は非常に高い。
LVMHの方針かもしれないが各ブランドごとに優れたクリエイティブディレクターを招聘し、ブランドのデザインだけでなく、ブランドコンセプト全般のプロディースを含む、ブランディングが成功している結果でもある。
質問者がブルガリのどの製品に興味があるかはともかくとして、確かにブルガリの指輪(リング)のデザインは洗練されている。
創業者亡きブランドは大半が没落するものの、ブルガリはギリシャの銀細工職人であった創業者ソティリオ・ブルガリの意志を貫いているといえる。
ブルガリはシャープなデザイン、細かく言えばエッジが効いたラグジュエリーブランドでもある。
それは米国のアップル社さえもリスペクトするほどだ。
米国のアップル社のiPhoneデザインも「無駄のないデザイン」と言われて久しく、そのポリシーは製品だけでなく製品を入れる箱のデザインにも徹底的にもこだわりをみせている。
というのもブルガリが日本限定で展開しているチョコレートショップ「ブルガリ・イル・チョコラート」のチョコレート・ジェムズは、1個入りで税込み1500円というラグジュアリーな価格だ。
この箱に使われているV字カットと呼ばれる技法が、iPhoneの箱にも使われている。
それほどiPhoneはデザインに関して妥協は許さない、当然のようにブルガリもデザインに対して一切の妥協はない。
製品であるブルガリの指輪(リング)に関しても同様である。
これがラグジュエリーブランド「ブルガリ」のデザインに対する姿勢である。
質問者がブルガリの指輪(リング)を購入すべきかどうかと迷っているならば、私たちイケゾの答えは「購入すべきである」と思う。
購入に関して迷うということは優柔不断ということではなく、心のどこかで購入を妨げるストッパーが働いているだけにすぎない。
日本人の場合、そのストッパーの大半が「失敗したくない」「他人からの評価」「自分の行動への後悔」である。
自分の行動への正解を求めすぎているためのストッパーであるなら、そのストッパーそのものが無意味な存在である。
自分が気に入っているのであれば、ただ単純に購入すればよいだけであって、他人の評価など介入の余地はない。
SNSの影響もあるかと思うが他人に評価を求めること自体、ナンセンスな話である。
購入に関して自信がないなら購入しないほうがよい。
これが私たちイケゾの答えである。
ちなみにイケゾのジュエリー作品にはブルガリとは多少の赴きが違うけれども、天然石やデザインを重視したジュエリーでもあるため、ジュエリーブランドでありながらも「1点モノ」という珍しい作家ブランド(デザイナーズ作品)でもあることから、興味がある方はメールにて対応をしているので安心してもらいたい。
以上が今回の質問「ブルガリの指輪(リング)に興味があります。購入すべきかどうか迷っています」の私たちの答えである。
ブルガリの指輪に興味があります。購入すべきかどうか迷っています