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真珠(パール)のネックレス通販

本日の質問内容は、ジュエリーの通販以外でも通信販売全般に言えると思うが、オンライン販売において最も大事な要素ともいえるのかもしれない点である。

本日の質問

真珠(パール)の信用できるネックレス通販サイトのお店を教えて下さい

今回の質問者は成人式を迎える女性の親御さんからの質問だ。

確かに成人式を迎えるにあたり、娘に純白・清純を意味する真珠(パール)のネックレスを贈ることは、成人式に送りだす親としては一入の喜びというか感無量の喜びが胸の中に沸き起こるものだ。

だからこそ「一度しかない娘の成人式という慶事を失敗させたくない」という観点から私たちイケゾエガレ&ロミオに真珠(パール)のネックレスを購入するにあたり助言を求めてきたというわけだ。

さて本題に入る前にざっくりと真珠の知識を読者諸君と共有したいと思う。

真珠(パール)の種類は大きく分けて「海水で育った真珠」と「淡水で育った真珠」の2区分ある。

海水で育った真珠とは主に「アコヤ真珠」「白蝶真珠(別称:南洋真珠)」「黒蝶真珠(別称:タヒチ真珠)」の3種類だ。

当然のように値段が高い真珠といえば「海水で育った真珠」といえる。

主な産地はアコヤ真珠は日本(伊勢産、宇和島、天草等が有名)、白蝶真珠はポリネシア諸島、黒蝶真珠はタヒチ諸島で養殖されている。

最近は良質のアコヤ真珠が中国でも養殖されており、アコヤ真珠の値段が下がってきているので、安いアコヤ真珠は「中国産」と思った方がよいだろう。

安いアコヤ真珠(中国産)といえども日本の真珠養殖業者から手解き(いわゆる養殖技術の流出)を受けて今日に至るので馬鹿にしてはいけない。

中国の養殖環境と販売サイクルの関係からMIKIMOTOやTASAKIといった有名な日本のアコヤ真珠養殖業者よりも品質は低いが、中国特有の技術革新が起こればMIKIMOTOやTASAKIを超えてくる可能性がある。

数千円で購入できるアクセサリーなどに使用されているのが「淡水で育った真珠」だ。英名で「フレッシュウォーターパール」とも呼ばれる淡水真珠だが、主な産地は中国を中心とする東南アジア広域だ。

「真珠の歴史」「真珠の詳細な種類」については後日語るとして、海水真珠と淡水真珠以外に存在する真珠の名称を冠するものといえば、貝パール、マジョリカパールといった白蝶貝の貝殻を球体に加工したものが幾つかある。

今回の質問者は、成人式に使用できる信用できる真珠(パール)のネックレス通販ということから彼女が求めているのは「海水で育った真珠」だと思うので、アコヤ真珠、白蝶真珠、黒蝶真珠あたりの真珠ネックレス通販に的をしぼり、質問に答えていきたいと思う。

中国への技術の流失はあったけれども、日本のアコヤ真珠は世界でもトップシェアを誇る。

とりわけ真珠を中心とするジュエリーブランドである「三重(伊勢)のMIKIMOTO」「神戸のTASAKI」は日本が誇る真珠ブランドである。

これら真珠ブランドの真珠養殖場は「伊勢産、宇和島、天草」に存在し、真珠ブランドお膝下のため良質なアコヤ真珠が養殖されているので、二大ブランドでなくても「産地保証」がついている真珠のネックレス及び通販サイトは信用してもよい。

したがって良質は真珠をお買い求めの質問者にとって、特段に「三重(伊勢)のMIKIMOTO」「神戸のTASAKI」の二大ブランドに固執する必要はない。

というのも宝飾業界に長いこと身を置いていれば、アパレル業界同様に「ブランド名公表不可の真珠製品」が流れてくるからだ。決算を控えている場合、ブランドというものはブランド名を毀損せずに「在庫」を如何にしてさばくかを考える。

そこでブランドの在庫管理部門の担当者は信用できる下請け業者や納品業者を通じて業界にブランド品を流通させてくる。

私たちイケゾエガレ&ロミオも創業時は「訳アリ商品」を買取販売していた経緯があるので、このような商品はブランド名がなくても、品質はブランド品と同等級のため、読者の諸君は即買いしたほうがよい。

通常、訳アリ商品の売買はクローズドマーケットで売買されるのが常であるが、やはりどうしても一部はネット市場に流れる。

当然のように非常に安く販売されている場合があり、消費者としては中国産と思われるかもしれないが決してそうではない。そこで重要視されるのが通販サイトの見極め及び販売実績であるかと思う。

中国産アコヤ真珠の場合、良質な真珠を生産条件が悪環境と養殖期間を短くし、販売サイクルを早める傾向がある。通常、日本は2年から3年ほどかけてアコヤ真珠を育てるものだが、中国の場合は1年であるため、真珠の「巻き」が非常に薄い。

ここに日本産と中国産の決定的な品質管理の差がでてくる。

つまり素人でも「巻き厚」と「照り」を比較すれば、日本産アコヤ真珠か中国産アコヤ真珠かは瞬時に見極めることができ、日本産の場合は巻き厚が「0.4mm」が基本数値だ。

それ以下、とくに半分以下(0.25mm以下)の場合は中国産と思ってもよく「粗悪品」に該当するため購入は控えたほうがよい。

「巻き厚」を知るには必ず真珠鑑別書が付属しているかと思うので目視して確認すればよい。

真珠鑑別書のなかでも「株式会社真珠総合研究所」の鑑別内容は信用におけるものといえる。逆に真珠鑑別書がついていないのであれば、その通販サイトが販売している真珠ネックレスは「貝パール」の可能性もあるので読者の諸君は気を付けたほうがよいだろう。

アコヤ真珠といえば、「巻き厚」や照りなどの数値を目安に「花珠真珠」称号を冠されたものかどうかで値段が大きく変わるがこれは「真珠業界の品質等級」のため、ブランド側としてはあまり重要視していない。

事実、「三重のMIKIMOTO」「神戸のTASAKI」の担当者は「花珠真珠かどうかは製品価値に関係ない」と発言していることからブランド側としては「一定基準を満たした真珠のみ」を使用していることから、読者の諸君は花珠等級は真珠のクオリティ(最高等級)と思ってほうがよい。

安易な花珠信仰は金銭感覚を狂わす可能性があるので是非とも気を付けてほしい。

ブランド側は花珠基準ではなく、独自のブランド基準をもとに製品を生産しているので、仮にブランド側の真珠ネックレスが花珠等級に満たなかったからといってそのブランドの真珠のネックレスが粗悪品であると決めつけてはならない。

ブランドにはブランドの製品基準があることは忘れてはならない。

以上が信用できる真珠(パール)のネックレス通販におけるイケゾエガレ&ロミオの答えである。

かつてイケゾエガレ&ロミオは真珠専門でもあったことから、神戸に信用できる真珠養殖メーカーも数社取引がある。

とくに最近、真珠に関するお問い合わせが非常に多いことから、私たちイケゾエガレ&ロミオでは真珠製品についても目下、制作検討中だ。したがって「アコヤ真珠」「白蝶真珠」「黒蝶真珠」を使用したジュエリー製品化のおりは是非とも期待してほしい。

ちなみに私たちイケゾエガレ&ロミオの真珠関連が「どうしてもほしい!」という方は、作品発表と同時にメルマガにおいても告知予定のため、是非とも王の名を冠する宝飾家メルマガ登録(無料)されることをおススメする。