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プラチナの結婚指輪の真実

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本日は誰もが夢見る結婚指輪について、彼女にプロポーズを予定している30代男性からの質問だ。

本日の質問

欧米ではプラチナ(白金)の結婚指輪がマイナーなのは真実ですか?

早速だが本題に入ろうかと思う。

欧米ではプラチナの結婚指輪がマイナーなのかどうか、それは真実である。

そもそも論で申し訳ないが日本人がゴールドよりもプラチナを好む傾向性は、日本人の独特の価値観によるものと言われている。

結婚指輪のプラチナ仕様は、ほぼ日本が独壇場といっても良い。

欧米ではジュエリー=ゴールドが主流であり、プラチナのジュエリーはあまり見かけない。

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参照元:The Bridal Gallery より

ではなぜ日本人がゴールドの輝きよりも銀の輝きのような純白のプラチナを好むのかといえば、その旗振り役は明治時代の芸者だと言われている。

TVやスマホのない古き良き時代、まさに彼女たちは今で言うところの芸能界のトップクラスの女優群であったと読者諸君は認識してもらいたい。

当時の有名女優たちがプラチナジュエリーを身に着けることは、日本の女性や男性たちに対してどういう影響を生むかというのはもはや想像に難くない。

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参照元:明治時代を学ぼう! より
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参照元:インテリアのなんたるか より

そもそも外来文化であるジュエリーが日本に輸入されたのは文明開化の明治以降のことではあるが、それ以前にダイヤモンドは仏教伝来によって「金剛石」という和名で日本でも広く知られていた経緯がある。

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明治維新以降、日本人の死生観の根本精神となった仏教の精神性からジュエリーにダイヤモンドをあしらうことに対しては、さほど抵抗感なく日本人は受け入れていた。

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参照元:Vogue より

話が幾分か脱線したので本題に戻すが、当時の有名芸者たちが和装に似合う帯留めやかんざし等の装飾品にダイヤモンドをあしらったジュエリーを求めた。

その結果、日本国内においてプラチナが有力なジュエリー素材になったわけだ。

プラチナ素材の普及は「和のジュエリーが大きく関係していた」というのがジュエリー業界の歴史である。

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というのも明治の有力宝石商たちは、日本人女性が芸者の影響もあってジュエリーの中でもダイヤモンドとプラチナを好む傾向があることを見抜いていたからだ。

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そのなかでもダイヤモンドの輝きが最も映える地金素材がプラチナであり、宝石商の販売戦略が功を奏し、プラチナがジュエリーとして普及していった。

なにもプラチナを好んだのは女性だけではなく、明治の男性もゴールドよりもプラチナを好んだ実話がある。

プラチナの和名が「白金」と呼ばれる理由がそこにある。

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具体的には明治の紳士のステータスとして懐中時計の存在があった。

文明開化の明治以降、日本では和装以外に紳士服が普及し、その洋服に会うステータス素材として鎖付きの懐中時計が財界人の中で流行した。

その時計の素材がプラチナだった理由はじつに簡単だ。

当時から華美な黄色であるゴールドよりも、主張しない金と呼ばれていたプラチナ(白金)は「非常に高価で財産的価値が高い」という理由により、高級時計の素材に採用された金属でもあった。

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かつて江戸時代の武士が刀の鍔(つば)に伊達な男気を表現していたように、明治時代の日本人男性は白金製鎖付きの懐中時計に伊達な男気を求めたといっても過言ではない。

明治のサムライの必需品こそプラチナ素材といえよう。

そして最後に国内の真珠メーカーのMIKIMOTOの世界的成功があったことも論じ忘れることができない一因だ。

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世界で初めて養殖真珠の成功及び販売に成功したMIKIMOTOは、真珠のMIKIMOTOとして世界中の宝石商にその存在が知れ渡り、国内のアコヤ真珠の輸出産業を生み出した。

やがてその世界的な功績も含め、MIKIMOTOは皇室の御用達宝石商としてその地位を築く。

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参照元:FASHION PRESS より

日本ジュエリー界に不動なる地位を築き上げた真珠のMIKIMOTOは、皇室御用達(この制度はすでに廃止)の有力宝石商として、皇太子妃や姫殿下等の婚礼等の白金ジュエリーを献上する立場となる。

皇室の存在も加味し、日本人は主張しない白金(静かなる金)であるプラチナをジュエリーの主要な素材として認識したわけだ。

要約すれば真珠こそプラチナ素材の立役者といえる。

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参照元:マイナビウエディング より

以後、日本では「ダイヤモンドとプラチナ=ジュエリーの基本スタイル」という固定概念が数十年の間に醸成され、結婚指輪の素材としても主流となり、現在に至るわけだ。

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ジュエリーブランド「IKEZOE GALLET&ROMEO(イケゾエガレ&ロミオ)」成立に至るまでのブランドストーリー。二人の王の名を冠する宝飾家が歩んできた歴史を紹介。
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