本日は婚約指輪の価値について語りたい。
今回の質疑応答は、女性からのご質問のため正直、少し驚いている。まずは婚約指輪に罪はない点を予めご了承いただいたうえでのご返答とさせて頂く。
さて本題に入るが婚約指輪において婚約者が怒ってしまったということのは、質問者の価値観の相違にあると思う。今回の質問者は、非常に現実的な発想をお持ちの方だと思う。
そして婚約指輪と結婚指輪の違いをよく理解している聡明な方でしょう。
今回の件は、一生に一度しかない結婚式を盛大に催すよりもするよりも結婚式は質素にして、その分浮いた費用を旅行や購入予定の家のローンに充てたいという考え方とよく似ている。
質問者からの言い分では、婚約者は婚約の記念として一粒ダイヤモンドの婚約指輪を贈りたいとのことだ。それに対し質問者は、婚約指輪は毎日身に着けることが難しいから、指輪は結婚指輪だけで良いので、より日常生活で使用頻度の高い一流ブランドメーカーの腕時計を贈られたいとのことだ。
結果、婚約者のメンツが崩れ小競合いになったそうだ。今回の質問は婚約指輪の定義から申し上げると本末転倒的な状態だといえる。婚約の破綻になる前に相談を持ちかけて頂き光栄に思える。
婚約指輪を贈る男性からしては、指輪を贈ることは質問者と一緒に長い人生を歩むための男として自分なりのけじめであり、その覚悟として婚約指輪を贈りたいのだと思えてならない。
婚約者が贈った指輪を質問者に身に着けてほしいとの願望もしくは夢は当然あるだろう。婚約指輪を贈られたからといって実害が生じるわけでもないのでここは男性陣の感情をくみ取って一歩引いた方が賢明だと思う。
贈られる側に押し付けられるという気持ちもわからないわけではないが、 一生懸命働いて稼いだお金であなたのために婚約指輪を購入したいとの申し出を、むげに断る必要もないでしょう。
今後長い人生を歩むことを考えたら感謝の気持ちを婚約者に伝えた方が良いだろう。ここは可愛げのあるプリンセスを演じてみてはいかがだろうか?
なぜなら婚約者にとって「自分は奥さんになる人を幸せにしているんだ、満足させてあげているんだ」という男としての誇りがあるのだと思う。
婚約者の自己満足にとって、女性に贈る婚約指輪以外は考えられないわけだ。
それは有名ブランドメーカーの腕時計に換えることはできない稀有な存在といえる。結果、今回のような婚約指輪を引き合いに喧嘩になるわけです。
もう一度伝えるが、男性陣にとって婚約者である貴女に正式に指輪を贈ることで、カッコいい自分を演出し一つの区切りにしたいわけだ。
男性は女性よりもロマンチストであるという指数があるぐらいだ。婚約者にとっては「大事な存在であるご質問者」ゆえに婚約指輪に対して思いもしなかった答えが返ってきて婚約者が面食らったというのが今回の事件の事の発端だと思う。
時計の件は婚約指輪の件で、妥協したわけですから次の記念日のプレゼントとしてさり気なく婚約者に主張しておけば、案外贈られるものです。
男性は大好きな女性に贈物を贈り、その笑顔を得る喜び得たい渇望欲が少なからずもあることを心にとどめてほしいと思う。
婚約指輪で彼を怒らせてしまいました、婚約指輪はそれほど大事なのですか?