本日は話題の超宝石「ミスティッククォーツ」とそのピアス等のジュエリーについて、たくさんの質問がきているので答えていきたく思う。
最近、読者の諸君から「ミスティッククォーツ」についての質問が多い。
というのもイケゾエガレ&ロミオ(以下、イケゾと称する)の公式通販サイトでは、予めミスティッククォーツを取り扱うことをSNSを介して告知しているからだと思う。
良い機会なのでこの質問に答えたく思う。
まずミスティッククォーツとは、虹やオーロラをまとったようなクォーツのことであり、これは天然クォーツに人為的処理のチタンコーティングを施したクォーツ(水晶)のことだ。
読者諸君はご存じかもしれないが宝石業界及び現代宝石学では、無色透明の水晶をクォーツ、紫色の水晶をアメジスト、太陽のようなゴールドカラーの水晶をシトリンと呼んで明確に区別している。
ちなみにミスティッククォーツは21世紀に入るまえから、その神秘的な輝きから「パワーストーン」としても男女ともに注目されている歴史がある。
パワーストーンとしてのミスティッククォーツの効果についてだが、因果関係は不明であるが「集中力を高める効果」があるとされており、気休めとはいえ達成したい夢や目標があるときの「願掛け」として身につけられているようだ。
宝石としての価値は人為的処理を行うので、平均で1粒3ct以上の大粒の透明度の高いクォーツが使用されることから大粒のミスティッククォーツは、ルース(裸石)の時点で1万円以上の価格帯から取引されることが多い。
人工的にイリデッセンス(Iridescence=虹色効果)を与えるコーティング処理は、処理中に裸石に高圧力を加えるため粉砕されることが多々ある。
結果的にルビーやサファイアのような加熱処理とは違う意味での価値があるというわけだ。
虹色の輝きはコーティング処理を施した人為的処理であり、人工的にイリデッセンスを与えるため、類似石の「ミスティックトパーズ」として売られることが多い。
偽物の「ミスティックトパーズ」を買わされないためにも、読者の諸君は販売者の言い分を鵜吞みにせず、必ず第三者機関の宝石鑑別書の取得をされることを勧める。
なぜならミスティッククォーツ5ctの価格は平均1万円前後だが、ミスティックトパーズの場合は5ctあたり5万円前後が相場だからだ。
約5倍の価格帯の差があるので、読者の諸君が悪徳な素人宝石商に騙されないためにも鑑別書の取得は必須であり、仮にも鑑別機関が鑑別書を発行ができないと連絡してきた場合は、私たちイケゾに一報頂ければ、鑑別の取得方法において無料相談に応じるので、是非とも安心してもらいたい。
以上のことから本題に入らせてもらう。
質問の「ミスティッククォーツとは新種の宝石ですか?」の答えではあるが、「ミスティッククォーツとは新種の宝石ではなく、チタンコーティング処理がなされた付加価値を高めたクォーツである」ということだ。
付加価値を高めた代表的なミスティッククォーツのジュエリーとしては、ネックレス、ペンダント、ピアス、リング(指輪)等があげられる。
現在のところWebでは5ct以上ものミスティッククォーツのジュエリー、とりわけピアスを扱っている宝石商は少ない。ピアスの場合、両耳で7ct以上ものクォーツが必要になってくるからだ。
だからといってジュエリーデザインをし、ジュエリーメイキングを行えば、さすがに高額になる。
ミスティッククォーツのピアスは平均4万円~5万円前後の価格帯になる。
幸運なことに私たちイケゾエガレ&ロミオもミスティッククォーツのネックレス、ペンダント、ピアス、リング(指輪)といったジュエリーを扱っており、全商品とも市場の平均価額帯にてご提供している。
ミスティッククォーツとは新種の宝石ですか?