本日は、ネット通販でパールピアスなどの信用できるピアス通販サイトの基準をお伝えしようかと思う。
これはアクセサリー通販全般にも通じる内容だといえる。
質問者はピアスを某有名通販サイトにて購入したものの、期待値以下の三流ピアス商品が届いたことから顧問宝石商である私たちイケゾエガレ&ロミオ(以下、イケゾと称する)に相談してきた学生だ。
確かにピアス、正確には「ピアスド・イヤリング(以下、ピアスと称する)」の通販はリアル感を伝えるうえでは難しいのが現実だ。
そもそも店舗では衛生面上、ピアスの試着はできないが現物をみることができるので試着イメージは容易に想像できるが、ネット上では拡大写真をみて試着をイメージするしかできないし、何よりも質感が分からない。
ゆえに期待値以上のピアスが手元に届いたならば、お客様にとっても、読者諸君にとっても「素晴らしい買い物体験」になる。
超一流企業ならばこの体験をお客様に共有するための戦略があり、期待値以上のサプライズを演出することでブランド力を高め、よりお客様をリピーターにする販売戦略を執る。
こうして企業のブランディングは時間をかけて少しづつ構築されていくわけだが、その筆頭がiPhoneで有名な米国企業アップル(Apple Inc.)といえる。
編集長であるイケゾエガレも一時期、ブランディングと経営学の勉強のためにアップル関連企業に在籍していたことがあることから一流企業のブランディングに関しては、顧客と企業がともに創り上げていくものであることは理解している。
さて幾分か話が脱線したので元にもどし、本題に入ろうかと思う。
「信用出来るピアスの通販サイト」を教えてほしいとの問いだが、これは本当に難しい。というのも飲食と同じで味覚は人によって異なるように、当然のようにデザインやセンスも人の好みによるからだ。
これはすでに知られた事実ではあるが、人には「パーソナルカラー(個人の色属性)」というものがある。
具体的には明るく社交的・情熱的な人であればファイアレッド、冷静沈着・知的な人であればクールブルーなど、個性をカラーで表現もしくは印象付けることだ。
これは企業でいうところのイメージカラー(シンボルカラー)に似ている。アパレル及びファッション要素の高いピアスは、とりわけパーソナルカラーに左右される。
つまり同じピアスであっても、身に着ける人によってイメージが大きく変わるということだ。
そのうえで「信用出来るピアスの通販サイト」をアパレル及びファッション的に答えるならば、スタイリストよりも、パーソナルカラーを勉強したカラリスト(或いはカラーリスト)が在籍している宝石通販サイトであるかどうかが大事な要素となる。
ちなみに私たちイケゾの担当スタッフは色彩学を学び、カラリスト資格保持者であるので是非とも安心してもらいたい。
次にピアス通販において、クオリティ(品質)の部分で信用できるかどうかと問われたならば、まず使用金属か貴金属かどうかという点に尽きる。
時々だが合金・真鍮(ブラス)・ステンレスなどを使用しているピアス通販サイトがあるが、これはまったく論外である。
ピアスはイヤリング(耳飾り)であり、少なからずもジュエリーであることから使用している金属はSilver925、K9、K14、K18、Pt100、Pt850、Pt900あたりの貴金属を使用していることが信用の第一条件である。
それと同時に販売価格が使用している貴金属と比例しているかどうかも大事な要素だ。
使用している地金の質量と販売価格が大きくかけ離れている場合は要注意だ(但しスーパーブランド、作家1点モノは除く)。
昨今では金製品・銀製品を含めた貴金属が投資対象として大変高騰しており、製造メーカー側の製造体制(もしくはジュエリー作家)の理由もあるかと思うので決して一概には言えないがジュエリーの質量(地金の重さ)、天然石の種類によっても販売価格は大きく変わる。
またピアスはサイズが関係ないサイズフリーのジュエリー製品でもあるので、贈答品(プレゼントピアス)にも最適でもある。
とくに需要が多いのが誕生日プレゼント、結婚祝い、出産祝いなどの慶事ギフトだ。
以上のことから「使用金属か貴金属かどうか」「地金の重さ」「メインストーンの種類(石のクオリティ)」この3点を念頭に置いて、読者諸君はピアス通販を楽しんでもらいたい。
以上がざっくりではあるが「ピアス通販の3条件」といえる。
本記事「ピアス通販の3条件」を読んでも不安な方、どうしても購入に躊躇する場合、私たちイケゾにメール等の連絡を頂ければ、読者諸君の顧問宝石商として相談(無料)に乗ることはできるのでどうか安心してもらいたい。
学生ですが信用出来るピアスの通販サイトを教えてほしいです