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ブシュロンのキャトル

本日はグランサンクのブシュロンのジュエリーについての質問と言える。日本ではブシュロンよりも同グループの系列主要ブランドのグッチやバレンシアガといった高級ブランド品メーカーの方が知られていると思うが、これもよい機会だと思えるので、一読いただければ幸いだ。

質問者:ブシュロンのキャトルは価値がありますか?

今回の質問者は、一世一代のプロポーズにブシュロンのキャトルリングを贈ろうとしている男性からの質問だ。

冒頭で述べたとおり日本においてはブシュロンについてあまり知られていないと思うが、ブシュロンはパリ五大宝飾店(グランサンク)に名を連ねる宝石業界の一角であり、老舗宝石メーカーである。

ブシュロンをあまりご存じない読者諸君のため、その歴史を簡単に説明するが、かのブシュロン(Boucheron)は1858年に創業したフランスの高級宝飾品ブランドだ。


ハイジュエリーを中心に展開するが、時計や香水の商品展開も行っており、グッチやバレンシアガ、ボッテガ・ヴェネタを傘下に置いているケリンググループの一員だ。

ケリングのなかでもブシュロンの立ち位置は、グループ最高位に属するランクにあるといっても良い。

創業者のフレデリック・ブシュロンといえば、アールヌーボー様式のらせん階段の手すりによく見受けられる流麗さを彷彿とさせるデザインをモチーフに使い、自然を活かしたスタイリッシュを取り入れたジュエリーで一世を風靡したことで知られる。

宝飾業界において創業者の名前がブランドになっているケースは多い。

それほどこの業界は、創業者デザイナーの影響が強いといってもよく、別の観点からいえばメゾンの栄枯衰退は時代のジュエリーデザイナーに左右されるといっても良い。

そのブシュロンのなかでも2004年に華々しく登場した「キャトル」コレクションは、グラフィカルなクリエイションは次第にメゾンを象徴するシグネチャーとなったほどだ。

つまりブシュロンのキャトルコレクションは、かのブルガリの代表的なデザイン「ビーゼロワン」コレクションといえるほどであり、今やブシュロンの代表的なデザインコレクションとなっている。

とりわけ「キャトルブルー」は、鮮やかなブルーが印象的だ。

キャトルの中で人気なカラーバリエーションは「クラシック」「ブルー」「ホワイト」「レッド」「ブラック」「ラディアント」だ。

前置きが大変長くなって申し訳なかったが、今から本題に入るとする。

「ブシュロンのキャトルは価値がありますか?」との質問だが、当然のようにジュエリーとしての価値は十二分にある。ましてやパリ五大宝飾店(グランサンク)の一角を成す宝飾メゾンだ。

経験則的にだが20代30代の女性にはキャトルブルー、キャトルホワイトが人気のように思える。

ちなみにキャトルのカラーバリエーションだが、本人の好みによるところも多いのでプロポーズをする予定の彼女にさりげなく「どんなカラーが好きか」を尋ねるのも一考かと思う。

ともかくブシュロンのキャトルはリング、ペンダントと色々なバリエーションが存在するがプロポーズ用の指輪としても気品と品格を兼ね備えたジュエリーであることは、イケゾエガレ&ロミオが保証する。

「ショーメのビーマイラブとリアン」でも記載したが、ブシュロンなどのラグジュアリーブランドに関しては、評価の分かれている部分もあることから、ブランドホルダー以外の小売店で購入するあたり、真贋問題も含めてその価格が妥当な価格もしくは適正な価格がどうかが判断に迷うところかと思う。

私たちイケゾエガレ&ロミオはジュエリーブランドを立ち上げる前、ブランド品を取り扱っていた経緯もあり、ブランドの価値及びその商品が適正値段かどうかの知識もあることから、是非ともイケゾエ宝飾家のメルマガ登録(無料)されることをおススメする。