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グリーンダイヤモンドの価値と価格

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本日の質問

環境に優しいグリーンダイヤモンドに投資価値はありますか?

今回は環境に優しいグリーンダイヤモンドの将来性に期待する個人投資家からの質問だ。

グリーンダイヤモンドには二種類の区分がある。

一つは従来の「緑色の天然ダイヤモンド」だ。

グリーンダイヤモンドの価値と価格

文字どおり「天然グリーンダイヤモンド」という認識の資産性がある天然ダイヤモンドのことだ。

もう一つは質問の表題ともなっているエシカルな意味の「グリーンダイヤモンド」だ。

今回の質問はエシカルな意味、地球に優しいほうのグリーンダイヤモンド、すなわち「ラボグロウンダイヤモンド」に対しての質問である。

国連SDGsロゴ

それでは早速だが本題に入ろうかと思う。

現在、ラボグロウンダイヤモンドは研究室で短期間のうちに作られ、値段も半額以下と安価になっている。

大量生産(供給過多)の弊害による価格下落等の影響との指摘ともいわれているが、ダイヤモンドの世界市場規模890億ドル(約13兆5700億円:1ドル154円レート)という巨大マーケットにおいて、価格下落等の影響はさほど受けてはいないのではないのかと推測できる。

ダイヤモンドカット一覧

ただダイヤモンド業界でも世間一般と同じようにSDGs変革(グリーンイノベーション)は起こっている。

その影響下にあるのが、実に世界のダイヤモンド研磨の90%を担っているインド西部グジャラート州のスーラトであることは読者諸君はご存じのとおりである。

インド共和国の国内地図
スーラトダイヤモンド取引所

多くの業界人はラボグロウンダイヤモンドは「ダイヤモンドの未来の形」だと声を揃えている。

ラボグロウンダイヤモンドは、ダイヤモンドの「種(シード)」となる結晶に大きな圧力、地球内部の高圧状態を人工的に再現できる圧力発生装置が使われる。

一般的なラボグロウンダイヤモンドの生産ラボラトリーでは、原料となる種結晶から約8週間(2カ月)でラボグロウンダイヤモンドは完成体へと成長させる。

ラボグロウンダイヤモンド生産ラボラトリー

生成過程以外、天然ダイヤモンドと全く同じ成分・光学的にも同じであることから細密検査をしても天然ダイヤモンドとの見分けはほとんどつかない。

業界統計によれば、世界市場におけるラボグロウンダイヤモンドのシェア率だが「2018年は3.50%、2023年は18.50%」に急成長した。

2024年はおそらく20%を超えてくるとの予想だ。

インド西部グジャラート州スーラトのダイヤモンドカット風景

統計を裏付けるようにインドの宝石宝飾輸出促進評議会(GJEPC)によれば、2023年4月から10月に輸出されたラボグロウンダイヤモンドは前年同期比42%増の計404万カラットであり、天然ダイヤモンドの取扱業者の湧出額は1130万カラットの減少報告がなされた。

技術イノベーションによって商業レベルの取引が可能となったのは、私たちイケゾエガレ&ロミオ(以下、イケゾと称する)が記憶するところ、ここ10年ぐらいだ。

奇しくも世界全体がスマートフォンの技術革新の波に覆われていた時期と重なる。

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スマートフォンの普及は個人に様々な「力」を与えたことは言うに及ばずだ。

このような時代の産業イノベーションは様々な関係性を伴いながら、また連帯及び連携・影響しながら発展していくことは時代の証左である。

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ダイヤモンド業界のイノベーションであるラボグロウンダイヤモンドの普及は、一般消費者のSDGsの関係性、地球環境の大きく意識することによって普及したといってもよい。

文字どおり環境を重視したグリーンダイヤモンドの台頭である。

デメリットをメリットに転換できる技術が生み出されたならば、それを受け入れる人々の意識変革が問われる。

一般市場がデメリットを超えるメリットを見出すことができたならば、それらは世界情報シェア社会の中にあって爆発的に広がりを見せる。

スマートフォン然り、3Dプリンター然り、電子タバコ然り、そしてラボグロウンダイヤモンド然りである。

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参照元:3Dプリンター出力サービスのJMC

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参照元:Wikipedia

受け入れと同時に人々の意識変革こそ、グリーンダイヤモンドの普及の成功法則である。

当然のように旧来の常識で生活を営んできたステークホルダーの反発もある。

かつて日本が誇る真珠メーカーであるMIKIMOTOが生み出した「真珠の養殖技術」により、天然真珠にて富を独占したステークホルダーが訴訟問題となる反発があったものの、結果的に一般市場が受け入れたのは「MIKIMOTOが生み出した養殖真珠」のほうであった。

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グリーンダイヤモンドであるラボグロウンダイヤモンドも同じような推移を辿っている。

それが今日のラボグロウンダイヤモンドの普及速度であり、ダイヤモンドの世界市場規模890億ドル(約13兆5700億円)のうち約20%の「178億円(2兆7140億円)」のシェア占有率、業界でいうところの地殻変動が起こっているわけだ。

この178億円(2兆7140億円)を生みだしているのがインドのスーラトであることを読者諸君は記憶に留めてほしい。

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ちなみにこんな統計がある。

2023年2月の米国における婚約指輪の17%がラボグロウンダイヤモンドを採用していたという事実だ。

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2024年時点では36%程度になっていると推計されている。

いずれ数年後には70%から90%前後になるかもしれない。

天然真珠から養殖真珠へ、天然ダイヤモンドから合成ダイヤモンド(ラボグロウンダイヤモンド)への怒涛なる意識変革。

確かにSDGsの観点からラボグロウンダイヤモンドは、天然ダイヤモンドと比べてカーボンコストが低いと主張する製造メーカーも存在するが、当然のように圧縮段階で大量のエネルギーを消費するので一概にはいえない。

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ラボグロウンダイヤモンドが太陽発電などの自然エネルギーであるグリーンコストから誕生してこそ、本当の意味でグリーンダイヤモンドと呼ばれる代物になれるからだ。

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参照元:Euronews.com

そのために必要な課程である製造工程において、ラボグロウンダイヤモンド製造者が地産の太陽光エネルギーを利用しているか、或いは化石燃料由来のエネルギーを使用しているかが重要となってくる。

ラボグロウンダイヤモンドの製造コストは、単純計算でいえば「エネルギーコスト」「人件費」だからだ。

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参照元:The Wire

「エネルギーコスト」「人件費」部分がクリーンであればあるほど、ラボグロウンダイヤモンドは本当の意味のグリーンダイヤモンドと呼べる。

今後、ラボグロウンダイヤモンドの等級コメントに「自然由来エネルギー生産」「化石燃料由来エネルギー生産」といったコメントが付くかもしれないが、SDGsの観点から踏まえれば、いずれラボグロウンダイヤモンドは天然ダイヤモンドのシェアを凌駕すことは間違いない。

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上記の情勢を踏まえ、21世紀の産業イノベーションの賜物である「グリーンダイヤモンド」と称されるラボグロウンダイヤモンドに投資価値があるかどうかは読者諸君の判断に委ねる。

以上が今回の質問「環境に優しいグリーンダイヤモンドに投資価値はありますか?」の私たちの答えである。

文:イケゾエガレ 編集:琳派編集部

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