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ラボグロウンダイヤの見分け方

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本日の質問

ラボグロウンダイヤモンドの見分け方を教えてほしい

今回の質問者は、フランチャイズ加盟店の宝石買取業者からの質問だ。

この方は持ち込まれたダイヤモンドを「天然ダイヤモンド」として買取ったところ、「ラボグロウンダイヤモンド」だと分かり、大損をした買取業者だ。

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ラボグロウンダイヤモンドだから大損をしたというのは正しい表現ではない。

例えば1ctの天然ダイヤモンド(等級はDカラー、VVS1、EX)の査定を30万円とした場合、ラボグロウンダイヤモンドはまだセカンダリーマーケット(二次流通)が存在しないため大抵の買取業者は流通先がないため「買取不可」になる。

結果的に30万円を大損したということになるわけだ。

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仮にラボグロウンダイヤモンドのセカンダリーマーケットが存在していたならば、「査定の見誤り」がなければこの方は適正価格にてラボグロウンダイヤモンドを買い取っていたことになる。

以上のことから「ラボグロウンダイヤモンドだから大損をした」のではなく、ただ単純に「査定の見誤り」ともいえる。

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それでは本題に入らせてもらう。

宝石の素人(広域的に現代宝石学の専門教育を受けていない人を意味する)が「ラボグロウンダイヤモンド」を目視判別で見分けることは非常に難しい。

専門のダイヤモンドテスターであっても同様である。

合成モアサナイト程度なら見分けることは可能だが、化学的・光学的にも天然ダイヤモンドと同様である合成ダイヤモンド(ラボグロウンダイヤモンド)を見分けるのは無理な話である。

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というのも宝石鑑定学における天然と合成の区分こそあれども、鉱物学的には「本物」のダイヤモンドであり、生成過程における違いにすぎないからだ。

生成過程における違いを見分けることができる安価なダイヤモンドテスターは存在しない。

この生成過程を高度な鑑定装置にて、天然かそうではないかを見分けるのがダイヤモンド鑑定の専門家が在籍する鑑定機関の仕事といえる。

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よくWeb上で本物のダイヤモンドかどうかを見分ける内容を目にするが、この方法でラボグロウンダイヤモンドを見分けることはできない。

なぜならラボグロウンダイヤモンドは、生成過程こそ天然由来ではないが本物のダイヤモンドだからである。

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ブラックライトに当てれば青く光るとか、本物はガラスとこすっても傷つかないとか、冷蔵庫に入れて水滴を確認するとか、息を吹きかけて曇るかどうかといった見分け方は、残念ながらラボグロウンダイヤモンドには一切通用しない。

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読者諸君は大損をしないためにも真に受けないように心掛けてほしいところだ。

ちなみに本サイトでは一般消費者向けに買いやすい価格のラボグロウンダイヤモンドのジュエリーも取り揃えているので、興味がある方は「商品一覧」を覗いて頂ければ幸いである。

以上が今回の質問「ラボグロウンダイヤモンドの見分け方を教えてほしい」の私たちの答えである。

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ジュエリーブランド「IKEZOE GALLET&ROMEO(イケゾエガレ&ロミオ)」成立に至るまでのブランドストーリー。二人の王の名を冠する宝飾家が歩んできた歴史を紹介。
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