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宝石商カピル

本日の質問

「宝石商カピル」について教えて下さい

今回の質問者は、某テレビショッピングで活躍中の宝石商カピルから商品を購入したい女性からの質問だ。

日本人は日本語を話す外国人に「怪しい」という固定観念をもっている場合が多く、逆によく詐欺に合う高齢者もいるので、一般消費者が損失を被らないため、宝石業界としてもこの質問に答えようと思う。

それでは本題に入る。

宝石商カピル(正式名カピル・ミタル)は日本語を話すインド人だ。

会計士の資格を所有する宝石商カピル・ミタル、彼の主たる取扱品目は宝石の裸石(ルース)である。

ちなみに日本の公認会計士は国家資格であり、医師資格と同様に国家資格の花形であるが、インドの公認会計士も勅許会計士(Chartered Accountant=CA)と呼ばれ、他国の会計士制度と同等のレベルであり、難関資格の一つとして認知されている。

その意味で彼は国家資格を有していることから社会的に信頼できる宝石商ともいえる。

カピル・ミタルの来日は1997年だ。ジュエリーの聖地で知られる山梨県甲府市を拠点にテレビショッピングなどで宝石の裸石を販売しているインド人宝石商だ。

テレビショッピング以外にも「マツコの知らない世界」でもゲスト出演しており、宝石業界では多少名前が知れている。

宝石業界に限らず「日本語を話す外国人は怪しい、何か日本に犯罪及び犯罪行為のために来日しているのではないか」という固定観念を持っておられる方々が時々おられるが、読者諸君もここで一呼吸して考えてほしい。

日本語を話す外国人、彼らは日本に何らかの目的があって、とりわけ日本の企業に就職するために「第二公用語である英語」ではなく、難解な日本語をわざわざ学び、ビジネス言語として習得している外国人である。

そのことを踏まえれば彼らは大変な努力家であり、稀有な存在と言える。

むしろ日本人でいえば大学院卒ともいえるほどIQが高く、またコミュニケーション能力も高く、スキルが非常に高い存在なのだ。

日本国で悪事及び犯罪行為を犯すことを目的とした外国人とはレベルが違う。

簡単に言えば、彼らは現地ブローカーによって不正入国した外国人ではないということだ。

現代風でいえば「移民」といえよう。

移民に対して毛嫌いがある方が多いとは思うが、そもそも宝石商業界において外国人との取引は日常茶飯事だ。

宝石の聖地で知られる山梨県甲府市もそうだが、アコヤ真珠の聖地で知られる神戸もまた外国人が多い。とくにインド人宝石商が多いことで知られる。

参照元:Feel KOBE「萌黄の館」より

JR三ノ宮駅から山手の方に足を運べば、上品なリトルデリーのような雰囲気がある街並みに辿りつく。

そこは真珠の卸で富と名声を得たインド人宝石商が拠点とする町だ。

もちろん私たちイケゾエガレ&ロミオもアコヤ真珠、黒蝶真珠、白蝶真珠のルースを仕入れる場合、インド人宝石商と取引を行っている。

というのもインドのクジャラート州はダイヤモンド研磨の聖地でもあり、この州出身のインド人は宝石商が多いことで知られる。

「インド人宝石商=怪しい」というのは、一昔前のメディアによる風評なので気にしないほうがよい。日本でビジネスを展開するインド人宝石商は基本的に正直者である。

以上が今回の質問「「宝石商カピル」について教えて下さい」の私たちの答えである。