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本日はネット販売のジュエリーとリアル店舗でのジュエリーの値段の価額差についてお伝えしようと思う。
すでに経験していると思うが、諸君も地元の宝石店に来店しジュエリーを購入したことあるだろう。
しかしジュエリーはインターネットで販売しているのが時代の流れ。
諸君は、リアル店舗のジュエリーとネットで販売しているジュエリーの価額差に驚いたことはないだろうか?
まず一点目としてネット通販のジュエリーは、ノーブランドのメーカーが海外で工業製品のように大量生産しているジュエリー のため安い。
したがって石留技術は、大変未熟であり、中石として使用される天然石、脇石のメレダイヤといわれる天然ダイヤモンドの品質は、「粗悪品」とまではいかないがよろしくはない。
つまり ネット通販のジュエリーは、 世界で一つだけの熟練の職人の手により製作された価値の高いジュエリーではないことを認知してほしい。
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二点目は販売商品の素性が中古ジュエリーであることだ。
アンティークジュエリーというサザビーズやクリスティーズなどの富裕層向けの来歴重視のコレクションジュエリーはさておき、ジュエリーにおいて実は中古品という価値は存在しない。
なぜなら換金性がある宝石は、石枠から外して別のジュエリーに再利用もしくは換金される「資産性」があるからだ。カラールースも含め、宝石は世界中を回遊している事実(宝石の裏世界及び裏事実)を諸君は知っておく必要がある。
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先ほどお伝えしたがジュエリー業界においては、「新品仕上げ(新品同等品)」という伝統技術がある。
この技術は文字通り、キズ付き古くなったジュエリーを新品級の輝きと状態に戻す職人技術である。
したがって個人宝石商が中古ジュエリーを新品仕上げし、「新品同等品」として再販する手法は、ネットでのジュエリー販売の常とう手段である。
それゆえジュエリーは中古品のリユース市場において、常に安定価額で取引されている。つまり最寄りの宝石商が宝石を買取る理由はただ一つ、新品仕上げをして自社で再販するためである。
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買取の際に大半の宝石商は、そこに本来、加味されなければならない職人の技術など製作費や人件費は省き、時価による金相場とダイヤ相場のみを換算して下取りをする。
よって中古ジュエリーの場合は、高品質と低価格にてネット通販での販売が可能となる。
宝石商が中古宝飾品を買取る理由はそこにある。
これがネットとリアル店舗での販売しているジュエリーの価額差の正体といえよう。
無論、上記の内容以外の理由で安くネットで販売されている理由もあるが、大概は宝飾品という言葉に似つかない洗練されていない大量消費用ジュエリーか、もしくは中古ジュエリーの新品仕上げ品ということで片付くことができる。
ネット通販のジュエリーと実店舗でのジュエリーの値段の価額差に驚いています